●プリンターiX6830がこわれた

　2017.08.26

３年使用したプリンターの印刷が出来なくなってしまいました。
オレンジ色とパワーランプが交互に点灯して給紙ができません。

プリンターにアクセスしてみると、エラーコードB200が出て
いましたので、CANONのページでiX6830を調べてみたら
修理の依頼が必要なエラーが発生しましたという内容でした。
エラーコードB200の場合、メイン基板、プリントヘッド、
廃インク吸収体の３点セットで交換を行う様です。
修理依頼すると、11,550円かかる様だし、
新品に買い替えると16,000円かかる。
現在はA3ノビを印刷する必要がなくなったので、
新しいA4サイズが印刷できる省スペースのプリンターに
買換えるかと思い悩んでしまいます。

どうせ廃却するならば、分解するつもりでプリントヘッドの
取り外しから行う事にしました。
ググってみたら、プリントヘッドの汚れでB200が発生したならば、
ヘッドの洗浄で回復する事がわかりました。



　Printer head 取り出し




　Printer head 洗浄




　Printer head 洗浄




　Printer head 乾燥




ハード故障ならば、あきらめるしかありませんが、
このプリンターも印字ヘッドの汚れでB200が出ているかも
しれませんので、印字ヘッドの洗浄をやってみました。
ヘッドのノズルや、外から見えない内部のICまわりに付いた水分が
乾くまで３日ぐらい放置して、再度電源を入れましたが
B200は消えませんでした。
やむなく、新しいプリンターに買換えました。





3年で故障して使用不能になるのは、少し短い気がします。
以前使用していたプリンターは、もっと長く使用した様に思います。
このプリンターと以前使用していたプリンターの使用面での違いは、
インクはいずれも純正インクしか使用していないため、
電源を入れっぱなしにしていた事ぐらいです。

半導体は、初期不良の時期を過ぎれば、約10年間ぐらいは故障が少ない
安定期間にはいりますので、3年で故障する事はありません。
プリンターの印字ヘッドは、半導体とメカが一体化した物と
考えなければいけないのでしょうか。
もしメカと考えれば3年といえども、電源を入れっぱなしにしたのと、
使用時だけ電源をいれるのでは大違いになります。
プリンターの電源の入れっぱなしは、製品寿命を短くする事になります。

新しく買ったプリンターTS8030は、この事を考慮したのでしょうか、
印刷をかけると自動で電源が入り、時間がたつと自動で電源が切れます。



CANON ix6830