け い ざ ん の D I Y 工 房

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●人形ケースとお花のケース作り

 2020.02.05

お奥さんが、貰ったお花を入れるケースを探して見たけど、
丁度よい大きさのケースがどこにも売ってないと言い出しました。
そういえば、石で出来た人形もケースが無くてほこりをかぶっている。
どこにも売っていなければ作るしかない。
ガラスは加工が面倒ですから、アクリル板を使用してケースを作れば簡単です。
1-2mmのアクリル板ならば、加工もカッターナイフでも簡単に切れますので、
これで作ってみる事にしました。

まずお花のケースと人形ケースを、台座とカバー部分に分けて、
それぞれのアクリル板の寸法を算出します。
全体の面積が出たら合計面積のアクリル板をインターネットで
買えば安いのですが、板材よりも送料の方が高くなるので、
Home Centerに買いにいきます。
1枚の大きなサイズは持って帰るのが大変ですから、
持ち運び便利なサイズの板を複数選んで買いました。
以外と値段が高くて、5000円を越えてしまいました。
台座部分は、ベランダ作りをした時のアクリル板の端材が
残っていたのでこれを使用します。
これで材料は全部そろいました。

【人形ケース作り】
買ってきたアクリル板で、まず人形ケースから製作を始めます。
2mmのアクリル板をカットして、ケースの4面と天板を作ります。
アクリル用の接着剤は「接着」ではなく「溶着」で素材を
接着させるのが特徴の様です。
アクリサンデーという塩化メチレンの溶剤を使った接着剤が市販されています。
アクリルの溶着は素材を一体化させるため、
普通の接着剤よりも強度が得られるとあります。
人形ケース用のアクリル板を加工して、これで溶着を行えば完成です。
わりと簡単にアクリル板の接合ができ、仕上がりがきれいです。

【お花のケース作り】
人形ケース作りが終わったので次は、お花のケース作り。
お花のケースは人形ケースより大きいので、加工が簡単な
厚さ1mmのアクリル板でケースを作ります。
Home Centerで売っているアクリル板を切り出して加工します。
1mmぐらいのアクリル板であれば、カッターナイフで切ることができます。
加工が終わったら養生テープを貼って、アクリル接着剤を流します。
アクリル接着剤は1日乾かせば完成です。
お花のアクリルケースに使用する底板の色は乳白色にしました。
全体をアクリル板で作るとなると取り外しの構造も考慮しなければなりません。
ケース内部が曇ってきた時や、お花を入れ替えたい時のために、
アクリルケースと底板は取り外しできる構造を作りました。



 人形ケースとお花のケース作り
Butt01
Butt02
Butt03
Butt04
Butt05
Butt06
Butt07
Butt08
Butt09


 1. 人形
 2. 人形ケースの材料を揃える。
 3. アクリルの接合前
 4. アクリル板の人形ケース完成
 5. アクリル接合面の仕上がり
 6. お花のケースの材料を揃える。
 7. アクリルの接合前
 8. お花のケース完成
 9. お花のケース完成


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