●全館暖房作りの結果
2014.03.30
浴室乾燥機の暖房機能は、消費電力が 1370W/hもあるにもかかわらず、
それぞれの部屋の温度上昇が1℃〜2℃程度しか上がりませんでした。
跳ね上がったのは電気代だけでした。
運用費用対効果面ではこの方法はよくなかった。
1370W/hぐらいの効率の悪いニクロム線電熱器で、家全体の温度を
快適な温度まで上げる事などできないのです。
よく考えれば、あたりまえのことでした。
このため暖房機は、ダイニングのAC200Vエアコンを使用する事にしました。
エアコンの消費電力は、浴室乾燥機より低消費電力で熱の変換効率も
よいので、極力ダイニングのエアコンをつける事にして、
各部屋のドアは全て開放して生活する事にします。
この時、風呂のドアを開けておき浴室乾燥機は送風機として使用して
ダイニングで温めた空気を浴室から各部屋に送風します。
これで、家全体の温度が均一になります。
この方法で家全体の温度を5℃ぐらい上昇させる事ができました。
また、家の中の空気の入れ替えを行う時には、浴室の窓から取り込んだ外気を
全館に送風する吸気FANとして使用します。
集中排気FANと同時に使用する様にして、外出する時に両方をONにしておくと
3時間ぐらいの外出であれば、帰宅した時には空気の入れ替えが
済んでいる事になります。
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