け い ざ ん の D I Y 工 房

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●床暖房の効果

 2014.01.28

私の住んでいる家には、床暖房が最初から付いていました。
AC200Vで1.8kw/hが2基あり、リビングとダイニングの床を
温める様に配置されています。
実際に床暖房を使用してみると、
部屋全体が暖かくなるという感覚はありません。
なんとなく、足の裏が暖かいという感じです。
冬の寒い時期に午前4時から電源が入る様に設定して、
午前7時の朝食時にどの程度まで室温が上がるか実験してみました。
部屋全体の温度は、1〜2℃程度しか上がらず、
急上昇したのは電気代だけでした。
1ケ月の電気代は先月に比べると1.5倍ぐらいに跳ね上がりました。

床暖房は、エアコンの様に即応性はありません。
ゆっくり長い時間かけて、1日中床暖房をかけておけば、
温度上昇は低いかもしれませんが、快適になるかもしれません。
しかし、1日中床暖房をかけていたら
電気代はどうなってしまうのでしょうか。

おまけに、この床暖房を作っている会社は、この家を買ってから
1年後に倒産しており故障しても、もはや修理すらできません。

東日本大震災後は節電が叫ばれており、床暖房の様に効率が悪く
消費電力の割には部屋の温度が上がらない設備は要らないですね。
この会社が倒産した原因はこの辺にあるのではないでしょうか。

エアコンの方がすぐに部屋を暖める事ができて、ニクロム線電熱器に
比べれば効率が良いので、電気代も少なくてすみます。
この床暖房はその後使用しておりません。

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