●蛍光灯をLED照明に改造する

　2013.09.08

蛍光灯型をしたLED照明器具がインターネットで販売されるようになり、
値段も下がってきました。
このLED型蛍光灯は、蛍光管と同じ構造であり、グローランプを取り外せば、
現在使用している蛍光灯に使用できるという物です。

このLED型蛍光灯をインターネットで購入して、グローランプを取り外して、
取り付けるだけですがどうも気になる。
蛍光灯に安定器が残っているので、LEDに掛かる電圧が低くなるし、
安定器が余分な電気を消費している上に、熱も出すし経年劣化もある。
これでは省エネにならないので、安定器は外さなければいけません。

簡単な配線変更ですから、蛍光灯照明器具の中の改造を行う事にしました。
やる事はLED照明器具に、定格電圧のAC100Vが掛かる様にすればよいだけです。
改造は安定器を取り外す事と、グローランプの配線を外す事です。



蛍光灯の内部結線図
グローランプ、安定器、水色の電線を取り外す。
赤色の電線を追加する。蛍光灯をLED照明器具に取り換える。



LED型蛍光灯にしてよかった事は、まず点灯時間が早い。
蛍光管の様に電源スイッチを入れた後に、
チカチカしてからつくという時間がなくなります。
ましてや、グローランプが古くなると、点灯までがやたらと長くなりますが、
そのイライラが全くなくなります。
LED型蛍光灯は半導体ですから、蛍光管の様に劣化しないので、
1〜2年に毎に取替をする必要がなくなります。
最近のLED型蛍光灯は価格も安くなってきており、
蛍光管を４回以上買う事を考えれば十分ペイできていると思います。

LED型蛍光灯を買う時に注意しなくてはいけない事は、
中国製のLED型蛍光灯には、電源スイッチをいれたら、
ひと呼吸(１秒ぐらい)してから点灯するタイプがあります。
これは、買わない事。
Amazonのクチコミを見ても、やたら故障してる様だし、
蛍光管より早くこわれる。


蛍光灯の内部配線を全部外した状態



電源スイッチ回りとLEDにかかるAC電源を接続する。
こんなに簡単な配線になる。



余った蛍光管と安定器とグローランプ