● 重力レンズで見る遠方の銀河
2022.11.12
【重力レンズ】
アインシュタインが1936年に予言して、約100年後の現在まで解明できて
いなかった重力レンズの存在がだんだんと解明されてきました。
遠くにある1つの星が、重力レンズの効果によって地球上からは
4つに見える事を1979年に発見したのです。
観測した4つの星の光の波長が全く同じである事が証明されて
これは1つの星から出た光である事が結論づけられたのです。
重力レンズの存在が明らかになった事により、
星の重力を、レンズとして利用すれば、
より遠方の星を観測する事も可能になるのです。
重力レンズ概念図
観測した星の画像 アインシュタインの十字架といいます
観測した星の光の波長が全く同じ
重力レンズによる星の見えかた
アインシュタインは、ここで光が曲がった様に見える原因も証明しています。
光はまっすぐにしか進まないが、重力によって空間が曲がるため
あたかも光が曲がった様に見えると述べています。
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