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● wifi接続温湿度計 INKBIRD IBS-TH3

 2024.03.18

 家の断熱性能を知るために屋外・屋内の温度を手書きで記録していましたが
 自動記録する事は出来ないのか方法を探してみました。
 最近は wifiに接続できる INKBIRDという温度計がある事を知って
 これで屋外・屋内の気温測定を行い記録します。
 

 wifi INKBIRD温湿度計  (左) Sensorのみ (右)液晶表示付きSensor
inkbird
 左:INKBIRD IBS-TH3  右:INKBIRD IBS-TH3 plus


【温湿度計の Interface】
 これにはwifi Interfaceと Bluetooth Interfaceの製品があります。
 屋外の温度も測定したいので Bluetoothでは距離が長いと不安定かも
 しれないので wifiを選択しました。
 wifiにすると、今度は Batteryの問題が出てきます。
 SensorのみのTypeは単4電池を使用しており Bluetoothでさえ1時間に1回の
 計測でも1ヶ月しか持たないと先人が嘆いています。
 wifiでは Battery寿命はもっと短くなります。
 毎月単4電池3本を交換するのは、これは面倒です。
 

【屋外 Sensor設置場所】
 屋外設置の場合は Sensorを百葉箱に入れないと正確な温度測定にはなりません
 百葉箱を作って電源も供給する事になると、これな大仕事になります。
 何かいい方法はないか。
 家の北側面に地上から 1mぐらいの壁に換気口がありました。
 この換気口の屋内側を閉じて、中に Sensorをつるして AC Adapterで屋内から
 電源を供給する。
 換気口は北側面だから直射日光による温度上昇も無くこれなら正確に気温測定
 できそうです。
 

【INKBIRD Sensorの改造】
 単4電池3本で動作している Sensorを AC ADapter供給に改造します。
 最近は便利な物が売られています。
 AC/DC電源から USBで取り出して、単4電池の代わりとなるダミー電池と
 電源供給用の電池形端子を入れれば完成です。
 なお、液晶表示付きの Sensorは USB供給の充電式ですから
 この改造は不要です。
 

 単4電池3本を AC Adapter供給に変換する器具
AC Adapter



【Sensorの設定】
 スマホで Sensorを登録する時には WiFiの設定を 2.4Ghzだけの SSIDに変更して
 おかないとつながりません。
  順 序
 1. iPhoneの場合は APP Storeから INKBIRDを Downloadして installします。
 2. まず、設置する場所の登録を「部屋の登録」から行います。
   部屋の名称を入力して作成後に、その部屋に設置する INKBIRDの機種名に
   Checkを入れて登録します。
   これをやっておかないと WiFiがつながりません。
 3. APPを起動して右上の+印をタップして「デバイスを追加する」から
   機種一覧を開き IBS-TH3を選択します。
 4. WiFi接続
   WiFiの SSIDと Passwordを投入して「次へ」をタップします。
   WiFi Searchが始まり最大88秒で WiFiの接続が完了します。
   失敗した時は「再接続」をタップしてみます。
   それでもつながらない時は、部屋の登録と設置する機種に Checkが入って
   いる事を確認してみます。



【計測した温度・湿度 Dataをスマホで表示】
 Sensorの計測周期は Defaultが1時間に1回であり最短は10分に1回です。
 収集した Dataは wifiでスマホに送信して表示できます。
 Dataは Graph表示する事もできます。
 
 INKBIRD TH3 PLUSで屋内の温度を測定してスマホで表示
inkbird



 屋外と屋内の気温を自動で測定できる様になりましたが、
 測定した Dataをどの様に恒久的に保存するかという課題が残ります。


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