● 1000円で出来るオシロスコープ
2022.11.01
【Raspberry Pi Picoを使った1000円で出来る Oscilloscope】
今まで Oscilloscopeは、高価なために買う事ができませんでしたが
Androidの SmartPhone又は Tabletと、Raspberry Pi Picoを使用して
約1000円の費用で Oscilloscopeを作ることができます。
主な部品の Raspberry Pi Picoは、秋月電子通商で730円で販売されています。
他に必要な部品は、抵抗器 3本と USB Cable 1本と、
Rasberry Pi Picoを乗せるソルダーレス・ブレットボードは 200円です。
Soft ware は Androidの PlaystoreからDownloadできて使用料は無料です。
Firmwareは Githubから無料で Downloadして使用する事ができます。
ソルダーレス・ブレッドボードを使用すれば、はんだ付けもありません。
これは最も安価な Oscilloscopeではないでしょうか。
Rasberry Pi Picoの大きさ
こんなに小さくてもRaspberry Pi Picoは、Computer です。
264KBの内部RAMと最大16MBの off-chip Flashを Supportする Dual Core
Arm Cortex-M0+ Processorを搭載したRP2040 MicroControllerを
備えています。
I2C、SPI、独自に Program可能な入出力GPIO portなどの、
Optionを備えています。
【Raspberry Pi Oscilloscope の材料】
・ Raspberry Pi ・ 抵抗器 ・ Bread board ・ USB Cable ・ Cable ・ Phone又は Tablet ・ Software ・ Firmware |
Pi Pico 1KΩ 2本 100kΩ 1本 1 個 Micro-USB ~ Type-C Probe Cable 2本 Android Type Scoppy Android端末用 Scoppy-pico-v11.uf2 Pi Pico用 |
材料はこれだけ
Raspberry Pi Pico Oscilloscopeの接続回路は簡単です。
【Software の Download】
Andriod の Playstoreから SmartPhone 又は Tabletに
Scoppyを Download して install します。
Android Playstore
【Raspberry Pi Picoに書き込む Firmware】
Githubから パソコンに Firmwareを Downloadします。
Downloadしたパソコンから Raspberry Pi Picoに書き込みを行います。
Pi Picoの白い Switchを押しながら micro USB Cableを差し込むと
パソコンから書き込み可能な USB Portとして認識されます。
Downloadした Firmwareを Copyして Pasteすれば、Pi Picoができます。
Githubの fhdm-dev/scoppy Top page
Githubの scoppy Firmware Download page scoppy-pico-v11.uf2
ブレッド・ボードに Pi Picoを取り付けて、Probe用の抵抗器 3本を
取り付ければ完成です。
完成した PI Pico Oscilloscope
Raspberry Pi の GPIO-22 Test信号から GPIO-26 ADC0入力端子に折り返して
1Khz Duty Cycle 50%の波形を入れてみた。
実際に Signal generator (PWM)から信号を入れてみた。
Tablet画面の拡大
画面の右側に水平/垂直の位置調整ができる様になっています。
2チャンネルまで表示できる様になっています。(2チャンネル目から有料です)
トリガーの調整もできます。
約1000円の材料でこれだけの事ができるとは。
これはすごい。
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